各自の目標

天眞正自源流という流儀に縁があって入門して修行している人は何人もいますが、それぞれで目標や目的は異なります。

強さを求めている人、老後の健康運動を目的としている人、刀の使い方を覚えたい人、さまざまです。

男性女性の別、老若の別も考慮して稽古を安全に行うことが重要と考えます。

最近、性別と年齢に関係無く体験希望者や入門希望者が増えており、大変喜ばしいことです。

昔ならば、武術の流儀に入門することは即ち強くなることを目標に据えているということでしたが、現代ではその理由は上記したように千差万別であり、時代背景的にそれが至極当然のことと思われます。

人によって流儀に入門して修行する目的や目標は違うのは何も問題は無く、開祖瀬戸口備前守(せとぐち びぜんのかみ)が説いた「心和」を根底に据えていれば、修行の方向が間違った方向に向かうこともないだろうと考えます。

写真は鹿島神宮の武徳殿の外と中です。

鹿島神宮は日本武術の発祥の地とも言われていますし、自源流の開祖が鹿島神宮に参拝したときに肩にとまった燕を見てインスピレーションを得、「燕飛(えんぴ)」の太刀筋を見い出したと伝わる我々自源流門下に取っても由緒がある場所です。

加地龍太

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